日本国内で振り込み間違った場合は「組み戻し」申請しますが、さて中国の場合はどうなる?
日本で振り込み間違ったらどんな手続きをとるのか、先日身に染みてわかったんですが、お隣の中国の場合はどうなんだろうと思ったら、こんなニュースを見ましたので、紹介します!
您的银行卡到账1000000元!男子吓得赶紧冲进派出所… 引用:新浪ネットニュースセンターより
「あなたの銀行口座に1000000元振り込みがありました。」男性はびっくりしてすぐに交番へ
という題名です。
您的银行卡,到账,1000000元!前两天下午,南京做生意的张先生收到了这么一条短信。眼看着天降巨款,张先生没有乐疯,而是马上报警!“下午短信响了一下,收到100万元。我让会计查了一下,对方的公司我不认识。”张先生说。
整整100万,还是陌生的公司业务往来。张先生马上赶赴宝塔桥派出所报警。
而此时,汇款一方也在寻找着张先生。“工作人员打钱的时候,上下行看错点错了,就把钱转出去了!”原来,这是因为误操作引起的意外。
汇款方通过网络联系上张先生,得知张先生已经报警,于是专程从上海赶到南京。转账记录、收款凭证,民警两方一核对,很快帮忙将钱原路返回。
引用:新浪ネットニュースセンターより
この100万元ですが、日本円でどのくらいかというと、本日のレートで16,535,691.00円!
なんと一千六百万円ほどです!
これは驚くわ!!!黒いお金かと思いますよね。
中国の銀行カードを作成する際に登録した携帯電話にショートメッセージが届いたんですね。
で、この男性張さんはあまりの金額にびっくりしたのと、全く知らない会社名なので犯罪に巻き込まれたのかと思い、警察へ届け出ました。
一方、この振り込みをした会社でもこの張さんを探していました。会社の社員が間違って振り込みをしてしまったのだそうです。
振り込み間違った会社はネット上で張さんを探し当て、連絡を取ったところ既に警察へ届け出ていることを知り、上海から南京へ向かいます。
振り込み記録、受け取り証明、警察は両方を確認後に無事にお金は元のところへ戻りました。
ここで警察からアドバイスがあります。
このような大きい金額の振り込みの場合は、期日の前の日に予約をして、期日当日に振り込まれるように手配したほうがいいと。
そうすれば、振り込み予約の際に間違い気づいたら取消ができますから。
また今回この張さん、ほめられましたね。進んで真っ先に交番に届け出たので。
もし不明金を受け取っても黙っていて返金に応じない場合は、ある一定の法的処罰を受ける可能性があるとありました。
ここでびっくり!警察にとどけるんですね!
ここでのポイントは振り込まれた人が進んで警察に届けだた!という点です。
これと似た事例で3人に同時に振り込み間違いをして、気づいたらまず銀行へ出向いたけれど、日本と同じで個人情報は教えてもらえなかった。。。
その後警察へ出向き事情を説明したが、事件性のある話ではないので立案にならなかった。
そこで弁護士に相談して公安に事情を説明、人民の財産を保護するという観点から銀行に行き3人と連絡をとり協議をしてこのお金を戻すということになったそうです。
でも、この場合も日本と同じように「戻すのに同意」したので戻ったのですが、もし同意しなかった場合は?
日本は「組み戻し」に同意しなかった場合は、もどりません!
が、中国では法的手段で解決するとありました。
裁判を起こすということですね。「財産保全」という点で訴えるそうです。