目次
中国へ荷物を送るにはどうやるのか
中国へ荷物を送るにはどうしたらいいんでしょうか?
それも安いほうがいいなあ!
私が北京に住んでいるときは、よく家族が段ボールにいろいろと日本の食品や子供の洋服なんかを送ってくれました。
引っ越すよう大きな荷物出ない場合は、郵便局が便利ですよ。住んでいる地区の本局がおすすめです。
また今は中国からの友人に頼まれたものなどを日本から発送しています。
郵便局の国際宅配サービス
- 国際郵便EMS
- 国際Eパケット
- 国際Eパケットライト
ここでは上記3種について説明します。
国際郵便EMS-----安心安全一番早い
送りたい荷物が準備できたら送り状を書きます。
この送り状は郵便局の郵便窓口付近にあるカウンターに置いてあります。無料です。
中国へ出すのですが、左上のご依頼主の分は普通に日本語で記入して大丈夫です。
氏名
住所
郵便番号
電話番号---携帯でも固定でもok
fax番号はなくても大丈夫。
次に右側に移ります。お届け先ですね。
ここには中国での住所が必要になります。
まず名前、これも日本人で漢字のお名前でしたらそのままで大丈夫です。
住所ですが、事前に中国での住所を確認してくださいね。漢字は簡体字になりますので。
住所の下に都市名とありますが、北京の場合ここに北京市と記入します。
郵便番号は6桁です。
オレンジの色がついている欄が国名ですが、中国(CHINA) と記入するのがお勧めです。
電話番号も記入してください。これも携帯、固定どちらでも可能です。
fax番号あれば。
次は内容の詳細な記載 の部分です。
ここは漢字で書くことができる商品名の場合はそれを簡体字に直して記載するのが無難です。
でもそれがちょっとという場合は、英語を記入です。日本の商品のほとんどはパッケージに英語が書かれているのでその通りに書けばほぼ間違いないです。飴とかはcandy とかね。
で、注意は英語か中国語で書いた後に、カッコで日本語も記入してあげてください。
これは郵便局の方がすぐに何が入っているのか確認できるようにです。
上の写真の例のようですね。個人の贈り物ですと、隣のらんのHSコードとか原産国の欄は記入なしで大丈夫!
個数を書いて、重量はそれぞれのなんて不明ですので、空欄で。
内容品の価格ですが、これもある程度の正確さで大丈夫ですよ。1980円の商品は2000円でも大丈夫。
贈り物という欄に×印いれて、商品の合計金額を記入します。
注意点は化粧品関連です。
高濃度のアルコールを含有しているものは空輸できません。
マニュキアは不可です。あとスプレーするタイプの化粧品類もできません。
アルコールが含まれている化粧品ですが、通常お肌に使用するものは濃度がほぼ0.1%以下なので、安心してください。送れます。
で、化粧品の場合は商品名のあとに、(NON-ALCOHLIC)と記入してくださいね。
アルコール含んでませんという意味です。
例えば、SKIN LOTION 、(NON-ALCOHLIC) (化粧水)と書きます。
その下に署名して荷物が複数の場合は何個中の何個か数字を記入して完成です!
私の両親はほぼ毎月このEMSでミカン箱ぐらいの荷物を送ってくれました。
荷造りする場合の注意です!
送る品物を入れる箱は何でもいいのですが、一番いいのは郵便局で売っているゆうパックの箱!
これは郵便局の方に確認したんですが、やはりゆうパックの箱をわざわざ購入してくれているということと、見た目がすぐに日本からのものだとわかりやすい。大事にされやすいとのことでした。
ですので、ゆうパックの箱をお勧めします!!
今はかわいい柄が入っているんですよ。大、中、小とあるので選んでくださいね。高くはないですが有料です。
ちょっとした箱に既に入っている場合はEMS用の袋があります。防水になっていて、オレンジでEMSの記入もあるので壊れ物ではない場合はこの袋もおすすめですよ。今は残念ながら有料になってしまいました。数十円です。
箱の場合ですが、中に商品を入れる前にビニール袋を敷いておいた方がいいです。
大きいスーパーのレジ袋でもいいです。
この中に商品をいれてください。できるだけ空間が明かないように詰めてくださいね。
なぜなら空間があると輸送の途中で箱がつぶれたり破れたりする原因になるので。
ガムテープを箱の辺全部に貼ることを勧めます。底もできれば補強してください。
うちの親はこれに荷造り用ロープを十文字にかけていました。
こうすると万が一箱の四隅がほころんでも中身がでることがありません。
実際北京に到着したころには大分くたびれていることが多々ありましたからね。
これでほぼ完了です。あとは郵便局に持ち込んで最終重量をはかってもらい、
料金を支払って控えの伝票をもらって完了です!
料金ですが、3つの中で一番高いです。でも安心がありますよ。保証がついていて世界中で追跡できます。
中国の場合はこのEMS料金表の中の第一地帯アジアの料金部分です。最大30キロまで可能です!
お疲れ様でした。
この伝票ですが、お問い合わせ番号は右上部分と下のバーコードの数字がそうです。
これがあると荷物が今どこまで来ているのかわかるので、心配な時に検索できますよ。
日本国内からでて中国へ行ってしまっても大丈夫です。CHINA POSTのEMS検索で探すことができます。
赤く丸をした部分に日本で書いた送り状のお問い合わせ番号を入れて、隣の青の検索ボタンをクリックでok!
うちは山形からの発送ですが、早い時は3日で到着でした。近年は荷物の増加で4-5日ですね。北京市内です。
国際Eパケット-----EMSと比べて安いが2キロまで!
EMS高いんでこのサービス出てから本当に助かりました。
が利用するには準備と注意が必要ですよ。
まず最大重量は梱包して2キロまでです。
準備ですが、このサービスすぐには利用できません。専用の送り状を入れるパウチが必要なんです。
これは無料でもらえるのですが、通常の郵便窓口では置いていません。
日本郵便のホームページから右側にある「国際郵便マイページサービスとは?」から入ってください。
この説明を読んで登録をするとパウチ請求ができます。
すぐには来ない旨が記入されえているので、余裕をもって注文しておくのがいいと思います。
これに登録しておけば実EMSのラベルも印字オーダーできるので便利です。
最近はうちの市の郵便局でもゆうプリタッチがで利用できるようになったので便利になりました!!
あとはプリンターが必要になります。
このE-パケットはライトともにパソコンで入力してプリンターで打ち出した送付状でなくては受付していません。
手書き不可です。
2キロまでの小物で航空便扱いの書留付きです。6000円までですが、保証付きです。
かかる日数はEMSと比べて増えますが、安いのが特徴です。
ちなみに北京までだと6日で到着でしたね。山形からだと上海北京は7日間、香港は5日間かかる予定ですね。
吉林省までだと10-12日間ぐらいです。一番かかって14日間でした。
このEパケット送った荷物の追跡ですが、国際郵便マイページサービスで送り状作成のところで、到着までの各段階でメールが来るように設定できます。相手のメールアドレスが分かれば、相手にもそのメールが届くように設定できます。
でも先ほどのEMSのようには中国国内の検索はできません。
中国郵政が受けてですが、そのあとの配送はその子会社のようなところが請け負っています。
ではどうやって追跡するのか?
方法ありますよ。17 RACK というアプリを使うと本当に詳しく出てきますよ。
中国語と英語での表記ででるので中国人にそのまま転送しても大丈夫です。
スマホで検索してください。検索番号をスキャンか入力してみると面白いように出てきます。
このEパケットは日数がかかりますが、ちょっとしたものを送りたいときは便利なんですよ。
梱包をきちんとしていれば紛失もほぼないですね。絶対とは言いませんが。。
国際Eパケットライト-----3つの中で一番安い!でも書留なし。
これが3つの中で一番安い輸送方法です。
SAL便扱いで書留がついていないので、その分お安いんですね。
輸送日数ですが、2-3週間となってます。
私これも使ったことがあるのですが、失敗しました。
というのは、荷物が紛失したんですよ!!!
17 RACK で追跡できたんですが、最寄りの郵便局についてから荷物がなくなってるんです。
ありえない!!!!!その郵便局に問合せしても、荷物の入荷はないとの一点張りで諦めました。
本当にくやしい!!!
ですので、中国向けにはおすすめしません。
どうしても使う場合はなくなる覚悟をしてからがいいですよ。
まとめてみると
- 国際郵便EMS--------料金高いが安全安心、速い。保証あり、追跡可能。
- 国際Eパケット-------料金は安いが2キロまで。アプリで追跡可能。日数は少々かかる。保証は6000円まで。
- 国際Eパケットライト----料金一番安いが紛失の可能性大。中国向けにはおすすめしない。
きはこころ
この他に私が紛失防止や少しでも現地の方が丁寧に扱ってくれることを願ってあることをやっています。
それは、この梱包済みの箱の余白や側面に「サンキューメッセージ」を手書きすること!!!
中国語で中国の配送関連の方向けに短いメッセージを目立つように書きます。
気を付けてね!とかいつもご苦労様です。運んでくれてありがとう!とか。
あなたのサービスがあるから安心して発送できます!とか。
そういう意味の中国語ですね。
そして必ず「一路平安!!」を大きめに書いて完了です。
現地の働いている方が見ているかどうかもわかりませんが、気は心ですもんね。
日本人としての心づかいを見せたいなあと思ってやっています。